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2018年6月17日説教

説教タイトル:世があなたがたを憎む
聖書箇所:ヨハネによる福音書15:18-16:4

論壇 役員修養会報告
 6月12日(火)~14日(木)に、豊橋において大会役員修養会が行なわれ、今井と中島龍児長老が出席しました。テーマは「70周年以降課題検討Ⅱ」でした。
 1.三野孝一先生による基調講演がありました。改革派伝統を守るためには、受け継いだ神学を守るのではなく、聖書全体をきちんと学び、聖書に聴くことが何より大切であるということでした。
 2.70周年以降の重要課題は、教師の資質です。教師の不祥事が多いからです。それゆえ、「女性役員の惠と課題」、教会の中での「ハラスメント」(教師によるもの多数)、教師会における「教師の倫理的責任と成長」という教師に関する発題が複数ありました。
 ハラスメントとは、「ことばや行為などによって他人の人格や尊厳を傷つけること」です。牧会的配慮という名目で、恋愛、結婚、家庭に牧師がどれだけかかわることができるのかは、ひと昔前と状況が違っており、今後の重要な課題です。LGBTへの対応もハラスメントにかかわります。
 3.70周年課題検討委員会からは、小峯明教師と川杉安美教師による発題がありました。小峯教師の発題は主として、会計年度統一と財務関係に関することと、教勢の観点から東北と四国への伝道支援の方策に関すること。川杉教師は、80周年に向けての宣言作成の意義に関することでした。
 4.憲法第一委員会から、平和にかんする宣言を作成する準備として、『ベルハー信仰告白』についての解説がありました。べルハー信仰告白とは、南アフリカのアパルトヘイトに反対して作成された、人種差別に反対し、キリスト教世界における人種間の一致を求めたものです。わたしは、キリスト教世界の一致も必要ですが、他宗教との関係、あるいは平和的共存を考慮せずには平和について考えることはできないと思っています。人種差別は根絶していないにしても、その非人間性は認められています。宗教による分断は、世界を覆っています。
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