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2019年1月27日説教

※1月20日は機械の不調のため録音できていませんでした。申し訳ありません。
説教タイトル:心を合わせて祈る
聖書箇所:使徒言行録1:12-26

論壇 長老主義教会
 本日の会員総会において、長老・執事の改選と新任執事の選挙を行います。この機会に教会と役員について記します。
 今日につながる新約の教会は、使徒言行録2章に記されているように、聖霊降臨によって誕生しました。わたしたちの教会は、長老主義という政治形態をとり、宣教長老(教師であり牧師)と治会長老が協力して教会を治めることになっています。この制度は、宗教改革においてローマ・カトリックの監督制教会を否定してあらわれたもので、それまではなかった形態です。
 ただし、使徒言行録に見られる初代の教会が監督制であるということもできません。パウロは宣教して信者の群れが生まれると、すぐに信者の中から 長老(監督)を選んで群れを任せ、次の町へ伝道のために去っていきます。結局、使徒言行録の教会は使徒によって治められていた特殊な教会であるといえます。この使徒教会から、歴史的にまず監督制の教会が生まれ、宗教改革時代になって使徒の教会を模範にした長老制の教会が誕生しました。
 カトリックの監督制と長老制との顕著な違いは、カトリックにおける役員(司教・司祭・助祭)には神学校にて神学を修了した者が当たるのに対し、長老制においては一般の信徒の中から治会長老と執事という役員が選出されることにあります。パウロが行ったとおりのことのようですが、それまでの歴史から考えるとありえないことでした。
 これを可能としたのは、母語への聖書翻訳により信徒が聖書を直接読み、信条により聖書の基本的教えを一般信徒が理解したことで、教会全体の判断力が増したこと、そして説教と教会の言葉がラテン語から母語に変ったことです。これらにより、みことばの教師と信徒の中から選出された役員が、聖書・信条・教会規定などをもとにして教会統治において協力することができるようになりました。これらが長老制という教会統治を可能にしているといえます。
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