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2017年10月8日説教

説教タイトル:一人の羊飼い、一人の群れ
聖書箇所:ヨハネによる福音書10:1-18

論壇 創立記念礼拝を前に
 来週は東京教会創立記念礼拝です。
 東京教会は1954年10月17日、東部中会によって、東京伝道を推進するために設立されました。今では東関東中会を含めて首都圏に 30以上の教会がありますが、改革派教会が1946年4月に創立して以来、当時は首都圏に東京恩寵教会と、今はなき北浦和教会の二つの教会しかありませんでした。加えて、地方から上京する信者が多くいたこともあり、東京と首都圏における伝道が教派全体として求められていました。それゆえ、東部中会は、矢内昭二先生を伝道者とする東京伝道を開始する決議を行って、自発的に参加する恩寵教会の会員とともに始めたのが東京教会でした。
 それゆえ、改革派信仰にもとづいて東京伝道を行うことが東京教会の使命です。ただし、自前の土地・建物がなかったため、教会設立式を飯田橋にあった新教出版社の2階を借りて行い、その後も助産婦会館を集会場に借りることが、61年4月にCRCより現在地にあった宣教師館を譲り受けるまで続きました。
 現在の東京教会には、山手線のまん中に位置するゆえの特徴がいくつかあります。交通の便がよく、中会行事の会場として使用されます。ただし、教会近辺に居住する教会員はおらず、自宅と教会と職場が離れています。それゆえ、教会活動に制限があり、教会学校は午前ではなく午後に行っていること、教会活動が主日に集中すること、週間の集会への教会員の出席が多くないこと、逆に委員会や研修所のための人の出入りが多いこと、教会員を迎える準備はほぼ牧師家族が行っていることなど。また、会堂の普段の清掃にはロボット掃除機ルンバを使ったり、長老会や教師会における茶菓については、紙コップ等を使用するなど、以前と違う点もあります。
 今年は東京教会にきて20年目であり、来年60歳になります。次の牧師への引き継ぎ方について、少し考えるようになりました。
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