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2018年11月18日説教

説教タイトル:ペトロ、わたしを愛するか
聖書箇所:ヨハネによる福音書21:15-19

論壇 洗礼の恵み
 朝拝にて洗礼式を行います。洗礼は、「あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい」(マタイ28:19)と聖書が記しているとおり、キリストが命じた礼典です。
 キリストの救いにあずかるのは、キリストを神のみ子にして唯一の救い主と信じる信仰によります。それゆえ、わたしたちはキリストを信じたときに救われ、救われているゆえに神の子のしるしとしての洗礼を受けるのです。
 洗礼を受けるには誓約が求められます。誓約とは、キリストにおいてあらわれた神を生涯にわたって信じること、約束された救いをまことの希望とすることを、神と教会の前で約束することです。
 この決意に対して、父なる神は洗礼という儀式によって、神の子の身分と、すべての特権とを保証してくださるのです。
 洗礼は生涯の中でただ一度の儀式ですが、自分が受けた洗礼を思いおこすたびに、「私は、キリストを信じると神にも自分にも約束したではないか」、「父なる神は、この自分を神の子として受け入れ、聖霊によって守ると宣言してくださったではないか」と自らに言い聞かせることができます。このように、洗礼を生涯にわたってよく用いることが大切です。
 ウ告白28章1節に、洗礼の意味について、「恵みの契約、キリストに接ぎ木されること、再生、罪のゆるし、イエス・キリストによって自分を神にささげて新しく歩くことのしるし、また証印となる」と書いています。最初にでてきた「恵みの契約」とは、父・子・聖霊なる神が罪人を、恵みにより、一方的に救うとの約束です。
 各自が洗礼を受けた時のことを思い起してください。
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