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2018年12月30日説教

説教タイトル:万民のための救い
聖書箇所:ルカによる福音書2 : 22 - 38

論壇 一年を終えるにあたり
 今年最後の礼拝となりました。
 今年は12月に日本聖書協会から『聖書 聖書協会共同訳』が出版されたことで、日本の教会全体にとっての節目の年になりました。また、新翻訳聖書出版に合わせて行われた9月の東部中会信徒修養会において、東京教会は当番教会の責任を果すことができました。翻訳聖書は、信徒の信仰生活が守られるために、また自分で聖書を読んで解釈する権利があること、すなわち聖書の個人解釈権のためにも不可欠です。それゆえ、個人解釈権は40周年宣言聖書論の大切な主張点です。
 聖書の正典性(権威性)と文献性(歴史性)の区別も聖書論が強調したことであり、よりよい聖書解釈のために必要です。昨今取り上げられているセクシュアル・マイノリティの問題は、40周年聖書論の応用問題であるといえます。このようなこともあり、新しい翻訳聖書の出版は聖書論を学び直すよい機会です。
 国立聖書教会との伝道協力については、よい実りを結びつつあります。国立への献金について、来年は20万円です。なお、来年の国立との合同修養会は、2月24日に国立の当番で行うことになりました。今年2月に合同修養会を行なったところ、9月よりも時期としてやりやすいということでした。献金は来年までですが、今後どのような関係を持つかが課題であることを11月の役員懇談会で確認しました。2月には、今後の協力のありかたについても協議することになると思います。
 今年8月に、東京教会創立の時からの会員であり、教会を長く支えてこられた名誉長老が召されたことはとても残念です。しかし、受洗者と信仰告白を行った契約の子が与えられました。喜ばしいことも悲しいことも同じ神から与えられることを思わないではいられません。
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