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2018年10月28日説教

説教タイトル:平和があるように
聖書箇所:ヨハネによる福音書20:19-23

論壇 東京教会の課題3
 東京教会の伝道については、伝道委員会も考えていますが、会員全体の祈りと協力がどうしても必要です。
 これまで有効であったのは、クリスマス前の伝道礼拝とクリスマス賛美礼拝、CSクリスマス祝会を用いての伝道です。残念ながら突然召されてしましましたが、矢野孝昭執事はクリスマスに教会にきて受洗に至りました。その他にも、クリスマス時期に教会に誘われて礼拝に出席するようになった方がおられます。
 ホームページを上手に使うことがより求められています。来会者が住所を新来者カードに書かなくなり、そのゆえお礼のはがきを出すことができなくなりました。ただし、今は教会に来る前にホームページで確認する方が多いので、一度来た方はホームページを開くこともあるはずです。
 東京教会は都心にあるので知人などを連れてくることの距離的困難があるかもしれません。しかし、鉄道網を見ると東京教会の地の利はとても良いので、不特定多数へのホームページによる案内は有効だと考えます。現在、四ツ谷を含む都心はマンション建築が盛んです。新住民の中にクリスチャンもいるはずで、地域伝道にもつながるのではないかと思います。また、地方の信徒が上京するときにはホームページを見るはずです。
 今後、日本に働きに来る外国籍のクリスチャンも増えます。その方たちにも開かれた教会になることは大切です。
 新来会者への伝道について考えると、礼拝そのものがイエス・キリストを理解してもらう最善の方法であり、機会です。そえゆえ、牧師として、きちんとした説教を行うことに一層努めたいと思います。信者・未信者の区別なく教会の魅力は礼拝と説教です。東京教会のホームページには毎週の説教をあげています。きちんとした説教とはなにかは一言では言えませんが、毎週公開していることにより緊張感があることは確かです。礼拝がより充実する教会全体で祈っていきましょう。
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2018年10月21日説教について

本日は講壇交換のため録音説教はございません。ご了承ください。
論壇のみ掲載させていただきます。

論壇 国立聖書教会
 本日の礼拝は国立聖書教会との講壇交換であり、野島邦夫先生には朝拝説教と午後の講演を行っていただきます。国立聖書教会と東京教会は伝道協力の関係にあります。
 この伝道協力は2011年から始まりました。私が国立聖書教会代理牧師であったとき、野島先生を牧師として招聘するにあたって、東京伝道のために協力することを東京教会が決議したことによります。
 国立聖書教会は1969年にCRJM(キリスト改革派日本伝道会)の開拓伝道所によって始まった群です。信者が集まっては、何らかの問題が起こって小さくなるということが繰り返されてきたのですが、この教会は西東京にあって、八王子、青梅ばかりではなく京王線や南部線沿線という広い範囲を伝道圏としているので、将来性が大いにあるといえます。
 協力の内容は、互いのために祈ること、夏のCS合同キャンプ、9月の合同修養会、10月の講壇交換と講演会、11月の懇親会、国立への献金などです。今年は9月の中会修養会実行委員会を東京教会が引き受けていましたが、国立からの協力があり大変助かりました。献金については、2016年から漸減しており、今年は40万円です。国立聖書教会のために祈り、捧げてくださることに感謝いたします。教勢が上向きなので経済的自立も視野に入りつつあるようです。
 中会修養会では、野島先生が今年の12月に刊行される共同訳聖書に関する講演をされました。先生は翻訳事業において日本語本文を精査する部門に携わっていたので適役でした。また翻訳事業における日本語部門は、ただ日本語と格闘するのではなく、ギリシャ語原文に照らして日本語訳が適切であるか精査する部門ですから、ドイツで新約学を学び学位を取得した先生にとって、その成果を発揮する場であったと思います。

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2018年10月14日説教

説教タイトル:この岩の上に教会を建てる
聖書箇所:マタイによる福音書16:13-20

論壇 東京教会の課題2
 本日の礼拝は東京教会創立記念礼拝です。東京教会は1954年10月17日、東部中会により、東京伝道を推進するために設立されました。
 日本基督改革派教会は、1946年4月に8教会およそ200名の会員ではじまりました。首都圏には森元町教会(現東京恩寵教会)と北浦和教会しかないままであったこと、東京に人が流れ込んでいたこともあり、東京伝道を求める声が教派全体の中で高まっていました。そのような中、東部中会は矢内昭二先生を招聘して教会を設立し、新たな伝道を開始しました。
 設立時の東京教会会員数は、現住陪餐会員16名、他住会員1名、未陪餐会員4名です。礼拝は、55年4月まで新教出版社2階、61年7月まで飯田橋の助産婦会館を借りて行っていました。同年8月から、CRC宣教師館を購入した四谷にて礼拝を開始しました。この時取得した土地は現在の会堂部分であり、71年に隣接地を清重氏(越智祐子姉の御父上)から購入して現在の敷地になりました。会堂・牧師館もなく始まった伝道でしたが、神の守りと会員の献身が実りを結んできました。会堂がないことの困難さを知る矢内先生は、CRCに対して会堂の必要性を説いたことで、それまでなかった会堂建築がCRCの宣教方針となります。
 東京教会は、第一次横浜伝道(現横浜教会)、第二次横浜伝道(現横浜中央教会)、羽生伝道支援(現羽生栄光教会)などを行ってきました。現在の国立伝道支援はこれらに続くものといえます。
 教会は、伝道が第一の使命です。「御言葉を宣べ伝えなさい。折が良くても悪くても励みなさい」(Ⅱテモテ4:2)と聖書が教えているとおり、東京教会も一人ひとりが、また全体として伝道に励むことが求められています。これから、クリスマスに向けて伝道のために祈り、できることを行っていきましょう。
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2018年10月7日説教

説教タイトル:わたしは主を見た
聖書箇所:ヨハネによる福音書20:11-18

論壇 東京教会の課題Ⅰ
 来週は東京教会の創立記念礼拝です。創立50周年(2004年)の時に作った東京教会長期計画を確認すると、東京教会の「基本方針」は以下の三点です。
 1. 歴史的改革派信仰による伝道と教会形成に励む
 2. 東京伝道に励むとともに地方教会を支える
 3. 大・中会に奉仕し、神戸改革派神学校と改革派神学研修所を支える
1については当たり前のことのようですが、では改革派信仰とは何かについて考えることが求められています。それ以上に、伝道に実際に励むことが必要です。
 2については、東京教会はもともと東京伝道のために設立されたという経緯があることに加え、地方伝道が困難となっていた現実があります。甲信・東北・四国出身の信徒によって首都圏の教会が支えられていることも事実です。長老たちが礼拝の公同の祈りの中で地方伝道のために祈っていることには意味があります。
 3については、大・中会的視野を持つこと、捧げること、会堂を提供すること、大・中会の役員として働くこと。実際に牧師・長老が、大中会委員や研修所運営委員として奉仕しています。
 この基本方針のもと、「長期的課題と目標」として以下の2点を掲げています。
 1. 100人の現住陪餐会員を有する教会となることを祈り求める
 2. これまでに東京教会は、第1次横浜伝道、第2次横浜伝道、羽生伝道支援などを行ってきた。今後も、独自に、あるいは伝道協力によって新たな伝道を行っていくことが東京教会の大切な使命である。その準備として、2004年に伝道基金を設置する。また、2010年には新たな伝道について協議を始めたい。以下略。
 国立支援は2です。1は現在の最重要課題です。
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